2022年の終わりに

すみません、ずっとブログを放置してました。

なんと8月から更新出来てませんねぇ。

この一年バタバタで一段落したと思ったらまた・・・の繰り返しだったような。

そんなわけで今年もあとわずかです。

 

映画館にずっと行けてなくて、お正月も無理そうだなぁ。

美術館は少し行ってたので、この展示をアップして今年最後にしましょうか。

合田佐和子氏は1965年の個展デビュー以来、オブジェや絵画、写真と言った

作品の数々を生み出し、舞台芸術やポスターも手掛けてます。

初期の作品は画面が黒っぽく、独特の妖しさを放っています。

 

ハリウッドスターをモチーフにした作品が多々あり、

リタ・ヘイワ―ズやマーロン・ブランドが彫像になってますね。

 

耽美的な作品もあれば

この作品とか、怖いですね。右端はキャサリン・ヘップバーン

鏡の中の女性はモンロー?    何だかハリウッドの光と影的な。

異形のものを登場させるのは少しデビッド・リンチ監督の世界を思い起こします。

 

ミュージシャンを描いて音楽雑誌の表紙も手がけました。

 

彼女が描くとワンにゃんはこんなことに。独特なタッチ。

 

90年代からは色使いがガラリと変化。

光のプリズムのような眩さに。

イザベル・アジャー二やブルック・シールズですね。

 

スターたちの光り輝く目が銀河系のようになってます。

 

興味深かったアトリエ再現コーナー。

彼女の愛した宝物たち。貝殻や鉱物、小さな人形など。まさに創作の泉。

 

数年前にも展覧会で作品を観てましたが、今回は更に点数が増し、その濃い生涯、

作家としての生き方を辿る展示になってました。

晩年のシンプルな色鉛筆作品も最後の最後まで作品を作り続けた、その思いに圧倒されましたね。

 

バラの作品群を見て・・・

 

バラ色の夕暮れの中、帰途につきました。

 

ということで、今年もありがとうございました。

来年はもう少したくさん記事をアップできるかしら(毎年言ってるかも)

どうぞ良いお年をお迎えください。