すみません、ずっとブログを放置してました。
なんと8月から更新出来てませんねぇ。
この一年バタバタで一段落したと思ったらまた・・・の繰り返しだったような。
そんなわけで今年もあとわずかです。
映画館にずっと行けてなくて、お正月も無理そうだなぁ。
美術館は少し行ってたので、この展示をアップして今年最後にしましょうか。
合田佐和子氏は1965年の個展デビュー以来、オブジェや絵画、写真と言った
作品の数々を生み出し、舞台芸術やポスターも手掛けてます。
初期の作品は画面が黒っぽく、独特の妖しさを放っています。
ハリウッドスターをモチーフにした作品が多々あり、
リタ・ヘイワ―ズやマーロン・ブランドが彫像になってますね。
耽美的な作品もあれば
この作品とか、怖いですね。右端はキャサリン・ヘップバーン。
鏡の中の女性はモンロー? 何だかハリウッドの光と影的な。
異形のものを登場させるのは少しデビッド・リンチ監督の世界を思い起こします。
ミュージシャンを描いて音楽雑誌の表紙も手がけました。
彼女が描くとワンにゃんはこんなことに。独特なタッチ。
90年代からは色使いがガラリと変化。
光のプリズムのような眩さに。
イザベル・アジャー二やブルック・シールズですね。
スターたちの光り輝く目が銀河系のようになってます。
興味深かったアトリエ再現コーナー。
彼女の愛した宝物たち。貝殻や鉱物、小さな人形など。まさに創作の泉。
数年前にも展覧会で作品を観てましたが、今回は更に点数が増し、その濃い生涯、
作家としての生き方を辿る展示になってました。
晩年のシンプルな色鉛筆作品も最後の最後まで作品を作り続けた、その思いに圧倒されましたね。
バラの作品群を見て・・・
バラ色の夕暮れの中、帰途につきました。
ということで、今年もありがとうございました。
来年はもう少したくさん記事をアップできるかしら(毎年言ってるかも)
どうぞ良いお年をお迎えください。