またしてもブランク!
ブログにアップしようと思ってる記事は溜まるばかり・・・。
PCの画面を見ていると眠くなるのは何故だろう?
このところ疲れ気味かなぁ。
まあ気を取り直して・・・
デューン観ました!
ポール・アトレイデスには未来を見る能力があった。だが、その本当の意味を、まだ誰も知らない・・・。
時は10190年、宇宙帝国の皇帝からの命令でポールとアトレイデス一族は(砂の惑星デューン)へと移住する。ところがそれは恐るべきワナだった!
今までデューンを治めてきた凶暴なハルコネン家と皇帝が手を結び、民衆から敬愛され勢力を広げつつあるアトレイデス一族を一気に滅亡させようとしていたのだ。
(砂の惑星)で父を殺されたポールは、一夜にして全宇宙から命を狙われる存在になってしまう。そこに現れる謎の先住民族、フレメン。果たしてフレメンは敵か味方か?
巨大生物サンドワームが襲い来るその星で、ポールは全宇宙の未来のために立ち上がるのだが・・・。
(映画チラシより)
最近観たい映画が目白押しなんですが、やはり映画館で観るべきものから選んでしまいますね~。
この作品はまさに大画面にうってつけ!
暗い劇場で、ひたすら映像美に酔い、重低音に身を任せる・・・異空間に没入です。
砂の惑星と言えば1980年代にデビッド・リンチ監督制作のものを見てました。
当時、評価はいま一つだったのかな。だいぶ忘れているのですが、ミュージシャンのスティングが出てたり、ブヨブヨしたおじさんが宙に浮いたり・・・まあ全編リンチらしい表現ではあったような記憶が。主演のカイル・マクラクランが若かったですね。
(以下、少々ネタバレあり)
カイルも良いけど、今回のデューンの主役ポールはティモシー・シャラメが演じ、
バッチリと役にハマっております。コスチューム姿も美しく・・・ちょっと華奢な王子で、その分、周りの人物たちがガッシリ系が多く、バランスが良いなと。
母役レベッカ・ファーガソンのキリッとした強さも良かったです。
あと、エンドクレジットで見つけたシャーロット・ランプリングは見てる間は気づきませんでした。あの役しかないですね(笑)
「今回では終わらず、続編が作られる」と噂に聞いていた通り、もう最初にタイトルが出た時から「Part 1」ってなってましたね。スターウォーズみたいにシリーズになるの?と身構えましたが、次回が後編くらいになるのかな。映画を公開してから、その後の反応で続編制作を決定・・・とはなかなかリスキー。でも決まって良かったです。
これから!と言うところで終わってますからねぇ。
このPart 1はポールの覚悟、覚醒まで描いていて、先住民族フレメンたちとの関係もこれから始まるので早く続きを観たいものです。
3時間ほどの上映時間のため、眠くなっちゃうかなと心配でしたが、それは大丈夫でした。トーンを抑えた色調の画面、どこか官能的な砂漠の景色、スタイリッシュでアーティスティックです。その分、ドラマ部分が少し物足りないかも? 苦手な人は退屈かもしれません。
砂の惑星で採掘される、宇宙を支配する「スパイス」をめぐる争いは、未来の設定でありながら、いつの時代も繰り返す争いと重なります。
監督は「ブレードランナー2049」や「メッセージ」のドゥニ・ビルヌーブ。
とにかく彼が撮ったらこうなるだろうなと言う感じの作品に仕上がってました。
そして砂の惑星の原作はSF小説の古典であり、スターウォーズなど後の作品に大きな影響を与えてるというのがつくづく感じられました。
風の谷のナウシカっぽい場面もいくつかあり。迫力ある巨大な砂虫や可愛い小動物のトビネズミっぽいキャラにもワクワク! 羽を広げるトンボ型の飛行機も面白い。
また続編に期待してます~。