明けましておめでとうございます!
・・・と言っても、もうだいぶ日が過ぎ、お正月気分もすっかり平常に。
今年も初っ端からマイペース日記ですみません。
何だかんだで不完全燃焼気味だった昨年よりは更新できると良いのですが~。
さて、今年初めての劇場へ。
観たのはこれ。
「キングスマン ファースト・エージェント」
このシリーズって人気があるのに、実は未見でした。
いつか観ようと思いつつ、なかなか。
今回のは続編と言うより、時代を遡ったキングスマン誕生秘話であり、過去作を観ていなくても大丈夫そうなのでチョイス!
表の顔は高貴なる英国紳士。裏の顔は世界最強のスパイ組織"キングスマン`。
国家に属さないこの秘密結社の最初の任務は、世界大戦を終わらせることだった・・・!
1914年。世界大戦をひそかに操る謎の狂団に、英国貴族のオックスフォード公と息子コンラッドが立ち向かう。人類破滅へのタイムリミットが迫る中、彼らは仲間たちと共に戦争を止めることができるのか?
(映画チラシより)
以下、ネタバレあり。
えーと、初めてのキングスマン。本当に予備知識なしで観ても全然大丈夫でした。
もちろん過去作を観ていたら一層面白いんでしょうけど、逆に物足りないと思う人もいるようですね。これはまたシリーズ観てみないと(笑)
もっと過激なんでしょうか???
今作は戦時中という背景があり、最初からシリアスな感じ。
いきなり南アフリカでオックスフォード公の妻が幼いコンラッドの目の前で撃たれて亡くなってしまうという重いスタート。
戦争を仕掛けている謎の集団は険しい岩山の頂上にアジトがあり、いかにもアヤシイ雰囲気。珍しいヤギを飼育していますが、集団のボス(羊飼いと呼ばれてる)が何かにつけ気に入らないことがあるとヤギを殴ったりして虐待するもので、思わずムカムカ!
コンラッドは逞しく成長し、戦場で戦うことへの使命感に燃える。それを複雑な思いで見つめる父親で平和主義者のオックスフォード公。
そんな二人と使用人ポリー、ショーラたちがチームを組んでヨーロッパを走り回る!
シリアスな場面が続くと思いきや、荒唐無稽なエンタメ全開場面になったり、振れ幅が凄いですね。
特にロシアのラスプーチンとのバトルはポカンと呆気に取られながらも楽しんでしまいました(笑)
コンラッドが志願兵となった後は、戦場で映画「1917 命をかけた伝令」のようなトーンとなり(いや、これ私は見逃してるんですが)、塹壕での目をそむけたくなるような厳しいシーンもあり。そして、ここでコンラッドは皮肉な運命で絶命してしまう・・・。でも、だからこそオックスフォード公が再び武器を取るんですね。とにかく戦争を終わらせようという父の強い思いは熱く伝わりました!
それにしても本丸のアジトに乗り込むのに、ずっと意味深に顔を出さずに登場していたボスは「もちろんそうだよね」と思う人物で全く意外性はなかったし、戦闘シーンはあったけど、割とアッサリやられてしまった感。
やはりラスプーチンのキャラが強烈過ぎたからかしら。敵役としては拍子抜けでした。
でもずっとヤギを虐めるな!と立腹していたので、あの最後はスカッとしたかな。
戦うジェントルマン、レイフ・ファインズが頑張ってました!
歴史においての重要人物たちが登場するので世界史に詳しいと一層楽しめるでしょう。
ロシアのパートは前にTV放映で映画「ニコライとアレクサンドラ」というのをチラッと観ていたため、皇帝一家の悲劇がすぐ頭に浮かびました。
エンドクレジットに差し込まれたシーンには更にあの人物が!
ということは、続編決定?
とにかく過去作は観ておきたいな。
年明けから劇場公開のラインナップも充実し、観たい作品がいっぱいです。
コロナの状況が気になりますが・・・感染対策しながら気を付けないとですね。
今年もよろしくお願いします。