ピーターラビット

暑中お見舞い申し上げます。

暑くてなかなかやる気が出ませんね~。

ついついブログも億劫に。

覚書でアップしたいことはたくさんあるのですが。

 

とりあえず今月観た映画のことを。

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ピーターラビット2 バーナバスの誘惑

 

イギリスで最も美しいと称えられる湖水地方を舞台に、世界で一番愛されるウサギを主人公にした、ビアトリクス・ポター原作の絵本「ピーターラビット」を映画化。

前作に引き続き監督をウィル・グラックが務める。⼤好きなビアとマグレガーの結婚式から物語は始まる。

いきなり⽗親づらをするマクレガーに叱られつづける毎⽇に嫌気がさしたピーターは、⽣まれ育った湖⽔地⽅を⾶び出してしまう。

知り合いもいない、⾷べるものもない都会で、ある⽇ピーターは、亡き⽗親の親友だと名乗るバーナバスと出会う。

地下組織を率いるバーナバスは、都会で⽣きていくための盗みのスキルをピーターに教えてくれた。

バーナバスに⽗親の⾯影を重ねたピーターは、バーナバスに認められたいばかりにワルさがエスカレートしていく......。

(劇場サイトより)

 

 

世界中で愛されるウサギのキャラクター、ピーターラビット

絵本はもちろん、キャラクターグッズもたくさん出ていて我が家にもいくつかありますよ~。

ウサギのピーターを中心に、擬人化された動物たちが繰り広げる物語は西洋版の鳥獣戯画って感じ。実写映画化されると言うことで予告を見てみると、あれ?原作絵本のテイストとは何だか違うような?   

映画一作目を見逃してしまったので、ちょうどこの2作目公開に合わせてTV放映があり助かりました!

自然と動物を愛する画家のビアと仲良しのピーター。そこに都会からやってきた潔癖症で動物嫌いのマクレガーがビアと良い感じになってしまい・・・ピーターとマクレガーの全面戦争状態に。野菜畑で繰り広げられるバトルが激しい~と呆気に取られ、ブラックな笑いも散りばめられて、あー、これは絵本はあくまでもモチーフなんだなと。

ビアは原作者ビアトリクスがモデルかと思ったけど、そのままではないですね。

(何年か前の「ミス・ポター」という映画では原作者のことは忠実に描かれてましたが)

ピーターラビットの世界、要素を取り入れたオリジナルな映画と理解。

 

さあビアとマクレガーがついに結婚という2作目はどうなるか!?

 

今回も以下、ネタバレありです。

 

 

 

いきなりバトルの冒頭から笑いましたが、ピーターの妄想でした。

やはりビアとマクレガーさんとの結婚、祝福しつつも複雑な思いがあるのでしょうね。

 彼は都会に出てバーナバスと言うウサギと出会い、ワルの道へ。

マーケットのドライフルーツ強盗計画にまで加担してしまいます。

しかも湖水地方の仲間たちまで巻き込んでしまう。

それと同時進行なのが、ビアの創作活動の変化。絵本の思いがけないヒットから出版社に目を付けられ、方向性の違う商業主義路線へと仕向けられる「あるある」な展開がまたシニカル。いや、この実写映画も原作とは違う路線ではあるのですが(笑)

それもまたブラックな笑いにしているのかな。

 

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 結局、バーナバスたちにピーター自身も騙されて利用されていたことが判明。

ペットショップに捕まり、バラバラになった仲間たちを救うために大奮闘。

そこでマクレガーさんが頼もしい?助っ人として登場します。

いやー、今回彼はとっても良い人。一作目ではかなりの変人? と描かれていたような気がしますが、映画自体も毒っ気が薄められて、何だか平和に丸く収まりましたね。

ビアも目が覚め、自分の作品世界を取り戻せたし。

 

実は・・・私としたことが終盤のクライマックスあたりで強烈な眠気に襲われてしまい、大体の内容は把握できてるけど笑える小ネタなどを見逃している可能性あり。

うーん、上映が終わりそうということでギリギリ駆け込みで慌てて行ったからかな。

暑さでクラクラしてましたし。映画は余裕を持っていかなくては。

 

一作目に続き、いつかは行ってみたい湖水地方の風景や、もふもふのピーターたちキャラクターが楽しめました。

猫キャラも登場していたので、手持ちのポターの絵本と比較しましょう。

 

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トムくん。

 

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 絵本では子猫トリオなんですが、映画はトムとミトンの2匹が登場。

とってもキュートなのに・・・

 

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ミトン・・・悪いお顔(笑) バーナバスの仲間でした。

 

猫はわりと悪顔できますから、やはりギャップという点ではウサギの悪い顔の方が

面白いかな。

今後も続編が作られるかもしれませんね。