自粛期間中、公共の施設など閉館だったので、美術館も展示途中で中止という
パターンが多く、残念でした。
あちこちの美術館、博物館独自の工夫もあり、オンラインで展示が見れるものも。
これからはバーチャル展覧会が一気に増えるのかなという感じです。
中には360度カメラを使っていて迫力満点の展示が観れたり。凄い時代だな。
感心しつつも、うーん、やっぱり美術館で展示を観たい・・・。
緊急事態宣言が解け、企画展中に何とかオープン!
オフラインで? 行きましたとも!
3か月ぶりくらいの美術館。
何だかホッとしました。
マスクにアルコール消毒、フェイスシールドを付けられているスタッフも・・・
と何かと大変そうでしたが、それでもこうして展示室の空間に居られるのが
素直に嬉しい。
今回の企画展は館のコレクション作品を紹介。
何度か観たことがある作品ながら、舞台裏的な内容で
取集や保存していくことの意味、美術館の役割といったことを
考えさせられた良質な展示でした。
このコロナ禍において余計に胸が熱くなりました。
森村氏の大型作品。
19世紀の画家、マネの絵画をもとにして制作されてます。
マネ版では黒猫が描かれているのに、こちらは招き猫。
ネオンの挑発的な作品を大きな展示室丸ごと使って鑑賞する贅沢。
横尾氏の作品も一点ありますよ。
作品そのものと向き合って味わう喜びをひしひしと感じました。
都会での大型展覧会は予約制で人数制限するなど、
今までと違った方法を取らざるを得ないようですね。
新規に海外の作品を借りて・・・ということもしばらく難しそう。
でも国内のコレクション作品でテーマを決めての企画展など、
いろいろ可能性はあるのではと思います。
がんばれ、美術館!
こちらはオンラインショッピングで。
北欧絵画の展覧会が途中で中止となったため、特別にグッズを通販で購入できる
ことになったようです。
人気のハンマスホイ。静謐な絵画がじんわりと良いのです。
映画「リリィのすべて」で室内美術の参考にもされたとか。
ついでに
横尾氏の猫絵だけの本が出版されてたのでつい。
亡くなった愛猫への思いが伝わってくる一冊。
我が家の先代猫を思い出しちゃった・・・。
こちらはオンラインじゃなくて、オフラインで購入。
近くの本屋さんが次々と閉店で困ります。
運動がてら足を延ばしました。